小頭症(しょうとうしょう)

主な症状

頭が極端に小さい、発達障害、発育障害

その他の症状

けいれん発作が起きやすい、食欲不振

説明

遺伝や胎児のウィルス感染などにより、小頭症と呼ばれる先天性の異常が現れることがある。頭が通常より極端に小さく、脳の発育が不十分なため、知的発育や身体的発育に影響が及ぶ。

予防のために

小頭症との関連性が強く疑われるウィルス感染症の一つがジカ熱で、妊娠中のジカウィルス感染は危険性が高いため、妊娠の可能性がある場合には流行地域に渡航を避ける。

ピリプロキシフェンという成分を含む殺虫剤が小頭症と関連するとする研究もあるため、普段からピリプロキシフェン含有の殺虫剤を避けた方が無難。

治療法

小頭症の治療法は現在確立されていない。根本的な治療法はなく、けいれん発作には投薬により、けいれんを抑えるなど、対症療法を行う。

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