パニック障害(ぱにっくしょうがい)

主な症状

突然の発作、動悸、脈が早くなる、吐き気、手足のふるえ、恐怖感、不安感、家から出ることができない、窒息感、息苦しさ、息切れ感、胸痛、めまい

説明

パニック障害では、特定の場所や乗り物といった逃げられないような場所にいくことにより、突然の発作が起こり、動悸や脈が早くなったり、吐き気や手足の震えなどが生じて、自分は死ぬのではないかという恐怖感や不安感を強く感じる。

発作的なものなので数分で落ち着きを取り戻すことができるが、重度の障害者になると家からでることも出来なくなる。

原因

ストレスや性格、環境の変化という心因的なものが原因となることが多い。ただし現段階の医療技術では、その関連性が解明できてない点も多い。

脳の中にある神経伝達物質「セロトニン」「ノルアドレナリン」などのバランスが乱れることによってパニック発作を引き起こす。

治療法

抗不安薬と抗うつ薬を飲むことによって、少しずつ発作の頻度や程度を減らしていくことが重要。

その後、発作が出なくなるまで改善したら、恐怖の対象となる場所や乗り物等に乗ったりして場慣れする行動療法を行い、少しずつ危険だと感じる場所に体を慣らしていく。

受診科

精神科・心療内科

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