どうカルシウムをとればよいの?
カルシウムは骨や歯を丈夫に保つため・しっかりと成長するために大切な栄養素ですが、日本人は不足しがちです。
カルシウムには骨の形成以外にも大切な役割がたくさんあります。そのため、カルシウム不足は身体にさまざまな影響を及ぼします。
そこで、カルシウムのとり方・注意すべき点・カルシウムの働きを引き出す方法について今一度チェックしてみましょう。
カルシウムの多い食材・食品
①魚介類
- イワシ(丸干し)
- ししゃも
- ワカサギ
- 干しえび
- しじみ
特に骨ごと食べられる魚は多くカルシウムをとることができます。また干しえびも効率よくカルシウムをとることが可能です。
②乳製品
- ヨーグルト
- 牛乳
- チーズ
牛乳などの乳製品は手軽に摂れる上、特に効率よくカルシウムを摂取できます。
③海藻類
- ひじき
- わかめ
- のり
④野菜
- 小松菜
- チンゲンサイ
- 切り干し大根
⑤大豆製品
- 生揚げ
- 木綿豆腐
- 納豆
これらの食材はどれもカルシウムを多く摂ることができるので、意識して食べるようにすると良いでしょう。
スナック菓子の食べ過ぎに注意
スナック菓子は多くの「リン」を含んでいます。この「リン」をあまりに多く摂りすぎると、カルシウムの吸収を邪魔してしまいます。そのため、スナック菓子を食べた日には、意識的に多めの牛乳を飲むなどカルシウムを多く摂るように心がけましょう。
カルシウム サプリを選ぶ際の注意点
カルシウムのサプリメントというと、カルシウムばかりに目がいきがちです。しかし、カルシウム単独では吸収⇒働きは十分に発揮されません。特に成長期には吸収率・利用率のよいカルシウム摂取が必要です。
そのためには、マグネシウムや亜鉛・ビタミン・アルギニンなどカルシウムの吸収や働きを助ける栄養素をバランスよく摂る必要があります。カルシウムサプリメントをただのカルシウムと考えるべきではありません。
成長期の子ども(〜高校生)用のカルシウム サプリとしては、アスミールのようなバランスのとれたサプリメントがベストでしょう。配合の比率が理想的です。大人用のサプリを探す場合にも、この配合は参考になります。
カルシウムをとりすぎると害はあるの?
カルシウムをとりすぎても害はまずありません。なぜなら、カルシウムは多く摂った分は骨にたくわえられていく仕組みになっているからです。それでも、さらに余った場合には、便に出ていくようになっています。そうなったとしても、少々便がゆるくなる程度で身体に害はまず及びません。
そもそも日本人のカルシウム摂取量はアメリカ人の1/3程度しかなく、カルシウム不足の状態なので、カルシウムを摂りすぎて害になることはまず考えられません。
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