主な症状
喜怒哀楽がとぼしい、感情がない感覚、精神と肉体が分離する感覚、自分が自分でないと感じる
説明
離人症では、生き生きとした実感がえられない。
特に喜怒哀楽に対して実感が感じられない、自分の身体に対して実感が感じられない、外界に対して実感が感じられないというような自分が自分でないような感覚に陥ることがある。
また肉体や精神が分離したような感覚にさいなまれる。
原因
現代医学でも解明されていない部分が多数あるが、対人関係が困難な緊張状態が続いたり、愛する人との死別による悲しみ、またうつ病や精神分裂病が原因でおこると考えられている。
治療法
離人症の治療は、はっきりと確定されたものは少ないが、精神科の薬物療法やカウンセリングなどで治ることがある。
不眠の症状が伴う場合には、睡眠薬を併用することがある。
受診科
精神科・心療内科
(もしくはカウンセリングを受ける)
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