コルサコフ症候群(こるさこふしょうこうぐん)

主な症状

記憶力の低下、日にちがわからない、数分前の記憶がない

説明

コルサコフ症候群では、ある期間の記憶がすっぽり抜け落ちたように全く覚えていないということが起こる。

「二、三分前に話したことを全く憶えていない」「ここがどこか、今日が何日かということがわからない」「ある期間のことがすっかり記憶にない」というような症状があらわれる。

記憶がないことを隠そうとし、ときおり、思いつきのような話で記憶の欠損を補うことがある。

原因

アルコール依存症の人によくおきるビタミンの不足や、脳の病気である、脳炎や頭部外傷などの後遺症としてまれにみられることがある。

治療法

原因によっては、そう時間がかからずに治すことができるが、逆に長期化してしまうと、一生を精神病棟で暮らすことになることもある。

早期の治療開始が重要といえる。また、ビタミン不足を補うだけでは回復しない。

受診科

精神科・心療内科・神経科

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