ラムゼイハント症候群(らむぜいはんとしょうこうぐん)

主な症状

目の周辺がぴくぴくする、顔が動かない、目が閉じない、口元が下がる、目が乾く、難聴、めまい

説明

過去に水疱瘡にかかった時に、水痘・帯状疱疹ウイルス(ヘルペスウイルス)が神経節に住みつき、耳の中や顔の周辺にヘルペスの水疱が出てくる病気である。

顔面麻痺や難聴、めまいなどの内耳神経症状を伴う。

神経節に住みついているヘルペスウイルスは、抵抗力が低下した時に活動し始めるため、精神的・肉体的ストレスなどにより免疫力が低下したときにラムゼイハント症候群を発症することが多い。

注意点

発症後すぐに治療を開始する必要があるため、すぐに医療機関を受診するべきである。

予防法・治療法・対処法

抗ウィルス薬の投与や、ステロイド(副腎皮質ホルモン)を短期間に集中的に投与する、ビタミンB12を補助的に投与するなどの治療方法がとられる。そのほか、ボツリヌス毒素の注射を行う場合もある。

受診科

耳鼻科、耳鼻咽喉科、脳外科、神経内科、ペインクリニック科、顔面神経外来など

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