爪水虫(つめみずむし)・爪白癬(つめはくせん)

主な症状

爪の変形、爪の変色、爪が割れる、爪がガサガサになる、爪がボロボロと崩れる、爪が剥がれる、爪が盛り上がる

説明

爪白癬は水虫の原因になる白癬菌が爪に入り込むことで起きる。爪白癬の場合には、水虫にあるような痒みなどの自覚症状はない。

白癬菌が入り込んだ爪は、白癬菌の浸食に伴い、白色 → 黄色 → 黒色 へと変色していく。爪が盛り上がったように生えたり、ボロボロと崩れたりする。

原因と予防法

多くの場合は爪に隣接する皮膚が水虫になり、爪へと広がり爪白癬となる。水虫の予防法と同様に、水虫を防ぐことが爪水虫の予防になる。

白癬菌が皮膚に入り込むまでに約48時間ほどかかるため、1日1回、石鹸などでしっかり洗い流す。足の指の間、足の土踏まずの部分などは洗い残しが多いので注意する。

また、爪を不衛生に伸ばしていると、垢や汗などが溜まり白癬菌の温床となりやすいため、爪切りを怠らない。

治療法

爪白癬は進行するほどに治療が難しくなるため早期の受診が必要となる。

白癬菌の増殖を抑える飲み薬を飲んだり、外用液・スプレーを塗布したりする。白癬菌の浸食した爪を切除することもある。

爪白癬は中途半端な治療では再発しやすいため、最後まで治療を継続することが重要である。再発を防ぐためには、手の場合で半年、足の場合では1年以上の治療が必要なことが多い。

受診科

皮膚科

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